2020年1月に開催されるFreeSurfer勉強会のリポジトリです
今回、以下のパターンを想定しています。
チュートリアルは、Lin4Neuro上でターミナルを動かしていきます。 講師と同じ環境を再現したい場合は、Lin4Neuro上で作業することを推奨します。メリットは、研究室に戻った際に、研究室のワークステーションなどでも同様の環境を簡単に構築できることです。 解析ツールが事前にすべて準備されています。
FreeSurfer, FSL, git などのソフトウェアを自前でセットアップ可能なら、自前のMacまたはLinuxで参加いただけます。その場合、事前サポートは限られることをご了承ください。セットアップに自信がない場合は、VirtualBox + Lin4Neuro で参加することをお勧めします。
チュートリアルでは、VirtualBox 6.1 上で Lin4Neuro を動作させます。最新版の Lin4Neuro は、VirtualBox 6.1で最適化されているため、前のバージョンのVirtualBoxを使用の方は必ず6.1にアップグレードしてください。
VirtualBoxのサイト から、ご自身のOSにあったVirtualBoxのインストーラーをダウンロードします。
ダウンロードしたインストーラーを用いてVirtualBox 6.1 をインストールします。
インストール後は以下のような画面になります。
Lin4Neuroの仮想アプライアンスを以下からダウンロードします。20GBありますので、十分に容量があるところにダウンロードしてください。
ダウンロードした仮想アプライアンスを用いて仮想マシンをインポートします。
設定画面が出ます。ひとつだけ気をつけていただきたいのが、 Machine Base Folder です。このフォルダの下に仮想マシンがインストールされます。必ず、100GB以上あいているところを指定してください(容量が十分にある場合は、デフォルトのままでかまいません)。外部ハードディスクを指定することもできます。SDカードは、速度が異常に遅く実用性に耐えられませんので、使わないでください。
30GB以上あいているところに、Macの方はFinderから、Windowsの方はエクスプローラーから、 share というフォルダを作成します。すべて小文字で作成してください。
あとで確認するため、作成した share フォルダに、何か適当なファイルを入れておいてください。
VirtualBoxのメイン画面で、L4N-1804-abisをクリックし、選択してから、 設定 をクリックします。
フォルダーのパス の右側の▼から、その他… を選択し、先程作成した share フォルダを選択します。
フォルダー名が share になっていることを確認します。
読み込み専用 と 自動マウント はチェックが入っていないことを確認してください。
このうえで、 OK をクリックします。
画面左上にある sf_share は共有フォルダとして設定したものです。
sf_share をダブルクリックし、先程試しに入れたファイルが見えることを確認してください。
FreeSurferのツールはアイコンが準備されていません。以下で確認します。
./git/lin4neuro-bionic/scripts/fs_check_6.0.sh
ソフトウェアのインストール